八丈奉行所 投稿者:ビジター濱 投稿日:2004/12/02(Thu) 00:41 No.6331
「てぇへんだ!てぇへんだぁ〜っ!親分〜!」
「なんでぇ、なんでぇい?騒々しいっ」
「お・親分!てぇへんなんですよっ!」
「てぇへんは判ったからよ、まぁ茶ぁでも飲んで落ち着け!」
「ずずずぅ〜!ごッくん!はぁ〜、親分てぇへんですぜ!」
「おうっ!話してみねぇ」
「へぃっ!それがですね何とアノ「どすこい部屋」の嵐海が八丈でやっちまったそうです!」
「ん?何をしやがったんだ今度は?」
「へい、それがアノ角界一の嵐海が負けちまったってんでもう町中いや、江戸中が大騒ぎなんですよ!」
「なにぃ〜?嵐海が負けたぁ?馬鹿言うねぇっ!あの嵐海が負けたぁ?」
「そうなんで、もうアッシは驚き桃の木で早く親分に知らせなきゃと思ってカカアに頼まれた用事も後回しにすっ飛んで来たって具合で!」
「で、どこのどいつだい?その負かしたって言うのはよ?」
「へ・へぇ・・・それがよくワカラネェんですよ!」
「なにをぉ〜?このオッチョコチョイがっ!肝心のトコが抜けててオイラの御用聞き何年やっていやがるんでぇ!」
「す・スイヤセン・・・アッ!そうだっ」
「なんでぇ?何か聞いた事思い出したか?言ってみねぇ!」
「へいっ!なんでも押し出された後引き倒されたって話で・・・」
「な・なにぃ〜?押し出し?引き倒された?あの嵐海をぉ〜?」
「ね?てぇへんでしょう?」
「確かにな。で、他には何かねぇのかい?」
「そういえば・・・確か底土がどうのって言ってたような・・・」
「なにぃ?底土ぉ〜?そうかいそうかい、そういう事かい!」
「え?どういう事なんで?」
「おうっ!底土ってのはな八丈の海のそばの事だ!ってェ事はだな、嵐海の奴また四股踏みやっがたんだな!」
「え?あの四股を?」
「おう!アノ四股を底土で踏んじまったばっかりに衝撃がマントルってぇとこに行って海底を揺らしちまったんだ!」
「で、どうなるんです?」
「オメェも湯屋で湯に浸かってる時、手の平を下からチョイト動かした事ぐれーあんだろ?湯はどうなる?」
「へ・へい、湯はグっと盛り上がってその後は・・・えぇ〜っと・・・」
「そう!盛り上がってその勢いで凹むんだよ!凹むと周りから湯が集まるってぇ寸法だ!その要領ですんげぇ引き波が起こっちまって持ってかれちまったんだなぁ!普通なら海の中に引きずり込まれるがなんせ嵐海、人様の数倍は浮く様な体だ、何とか生きてたんだろうよ!」
「はぁ〜?人騒がせなやつですねぇ?」
「まぁ、そのうち八丈の44親分から聞いてみらぁ」
数日後
「おう!44親分が言うにはよ、44親分とこの若衆の「み」が嵐海の奴のあのガタイを沖から引き戻したらしいんだがいくら浮く体だからってテメェじゃひとつも戻ろうともせず、その若衆に陸まで上げて貰ったんだとよ!その若衆もエレェ災難だってよ!アノ大きさじゃものスゲー抵抗だろうになァ?可哀想によ。」
「かぁぁ〜・・・オイラじゃ絶対無理ですね?それにしても人騒がせな奴ですねぇ?」
「まぁ、早いとこテメェがデケェ事に気付いてくれるといいんだがな?」
チャンチャン!
*44様、み様、勝手にお名前使用し、み様呼び捨てしてしまいました・・・スミマセン。
*角界一の嵐海:ご存じ「どすこい@嵐海」とは彼(女?)の事
*44親分:八丈島は「レグルス」のオーナー 加藤昌ちゅあ〜んの事
*若衆の「み」:「レグルス」スタッフの紅一点、水谷さんの事